朗読たんぽぽ~ことばの綿毛を飛ばそう~Ⅱ

ケロログ掲載の“朗読たんぽぽ”パートⅠ復活を祈りつつ、パートⅡでは山川方夫の「夏の葬列」が完結。夏目漱石の「三四郎」、芥川龍之介の「雛」、「蜘蛛の糸」共々よろしくお願い致します。なお「フランケンシュタイン」は前半がパートⅠ収録で、ここでは途中からの連載となっています。

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山川方夫「夏の葬列」下


 「夏の葬列」、やっとこさ完成です。“上”のUPから随分と間が空いてしまい、本当にごめんなさい。言い訳になりますが、主婦もそれなりに、結構あれこれ忙しくて(笑)。
 それはさておき、この作品を書いた山川方夫さんは1930年生まれ。普通なら著作権の関係でまだしばらく朗読など出来ないはずですが、彼は直木賞候補になった翌年の1965年、交通事故に遭い、34歳という若さで急逝。お蔭でこんなにも早く解禁を迎えました。解禁そのものは大歓迎ですが、もっと長生きして、もっともっといっぱい作品を残してもらいたかったなぁと思わずにはおれません。才能が、もったいない!!(←「夏の葬列」上
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山川方夫「夏の葬列」上


 朗読ブログを続けるにあたり常々気になるのは、何と言っても著作権の問題。人様の死から50年を数えて待つなんて不謹慎と思いつつも、例えば、「山本周五郎がそろそろ読めるぞ」などと、つい楽しみにもしてしまいます。ところがところが周五郎さんはTPPに水をさされ、目下、宙ぶらりん……。
 それでも山川方夫は、嬉しいことに滑り込みで既に解禁になっておりました! という次第で、今回から上下2ファイルに分けて「夏の葬列」をお届けいたします。“朗読たんぽぽ”は毎度の呑気連載で恐縮ですが、よかったら気長にお付き合いくださいませ。(「夏の葬列」下→
 
 
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夏目漱石「三四郎」第13章・最終回


 あぁやっと『三四郎』最終ファイルをお届けできます。丸4年を超える遅々とした長い連載を見捨てることなく、ずうっと聴きにいらしてくださったあなたに、そして「ゆっくりで大丈夫!」と励ましてくださったあなたに、まずはお礼を申し上げます。本当に有難うございました。
 しかし物語にも三四郎の初恋にも、あまりにあっけなく終止符が打たれ、三四郎くんをいつの間にか身内のように感じていた私には、妙に切ない別れとなってしまいました・・・。
 そう、背景動画について少し。フリー画像を探していたある日、“うちわ”で検索をかけたら、うふふ、いっぱい“ウチワサボテン”の写真とめぐり合いまして!! 愉快になって拝借してきました。そして原田さんのモデルである黒田清輝の画の写真もお借りして、こちらは4分あたりから、有名な「湖畔」を皮切りに「婦人肖像」「昼寝」「落葉」「薔薇」「花と猫」「智(頭部)」の順でご覧いただけます。“意気な画”とか“ぽんぽんする画”とか、漱石さんの面白い表現共々お楽しみくださいませ。(←12-6←1-1
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夏目漱石「三四郎」12-6


 当時、本郷界隈にいくつも教会があったらしいのですが、三四郎が向かったのは? 背景動画に拝借した明治村の「ザビエル天主堂」であろうはずはないのですが、雰囲気だけでも味わっていただきたいと思い、掲載いたしました。
 さて美禰子が最後につぶやく言葉。これは『旧約聖書』第51篇から、ダビデ王が部下の妻と通じて云々、という詩句の一部を引用したものなのだとか・・・。(←12-5第13章・最終回→

夏目漱石「三四郎」12-5


マスクもせずにインフルエンザの三四郎を見舞い、その枕元で蜜柑を剥くよし子さん。インフルエンザウイルスの強い感染力を知る今の私たちにはとても考えられない振る舞いに、読みながら「よし子さんに移りませんように」と祈らずにはいられませんでした。その私はと申しますと、前回のファイルに書いた風邪の後遺症が長引き、まだ思うように声が出なくって・・・。しかしそうでなくても呑気な連載にこれ以上の間を空けるのも躊躇われ、だましだまし数テイクを録り何とかUPに漕ぎ着けたという次第。お聴き苦しくはなかったですか? 内容は不足無しに届きましたでしょうか?(←12-412-6→
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プロフィール

森下潤子

Author:森下潤子
 2008年、ドキドキしながら始めた“朗読たんぽぽ”。何かに突き動かされるように次々と録音・UPを繰り返すうち、3年足らずで容量が満杯に……。
 やむなく2010年、この“パートⅡ”開設に至りました。その際YouTubeにファイルを置く方式に切り替えたことから、こちらのファイルには背景動画を付けておりますが、朗読するのは同じ私で、作品への取り組み方も同じです。よろしかったら、どうぞあちらもこちらも分け隔てなくお訪ねくださいませ。掲載作品の検索はこちら→【作品リスト】からどうぞ。しかしパートⅠがお世話になっているケロログは消滅なのでしょうか? とすればリストも消え……、どうすべきなのか、名案はまだ浮かばず悩んでおります。

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